2016年8月31日水曜日

Lois CRAYON 別注バッグ バックグラウンドストーリー⑤ いよいよ本番 工房での作業

おはようございます。

バッグ工房サポネッタの南川です。


毎年恒例のLois CRAYONとサポネッタのコラボバッグ、

バックグラウンドをご紹介しています。



生産バックグラウンドの続きです。





組み立て作業や本縫い前の下準備はみんなでワイワイ作業します。

↓これはバッグの後ろ側に付けたファスナーポケットを付ける下準備。





今日のご飯はどうする?


とか


昨日の雨すごかったね


なんておしゃべりしながら作業します。








バッグの内側についているマグネットの取り付け作業、

こういう地味な作業もおしゃべりしながらだと短く感じるね。






カシメは機械でしっかりカシメます。





この繁忙期に借り出される社長の娘さん。

ありがとうね~







MARKのバッグについているショルダーを付ける為のDカン金具。

仮縫いをしてから縫い合わせ&組み立てます。




少し進んでは少し休み・・・



本体と底部分を縫い合わせます。

底芯は縫い合わせの前に付けておく為、

ミシン掛けは慎重に。





裏地と本体を貼り合わせてからミシン掛けします。



バッグ口にもショルダーを付ける為のDカンを挟み込み。

この裏表を合わせる作業は慎重に丁寧に。

少しずれると粗さが目立ちます。



いよいよ縫い合わせのミシン掛け。

ここで絶対にずれないように細心の注意を。





ミシン掛け終わったら口周りにつや出しのコバ塗りのお薬ちゃんと塗ります。




大きなハトメの穴は手で抜きます。




そしてハトメは手で付けます。



最後の仕上げ作業:持ち手を付けて完成です。








作っていたのはこのバッグ

Lois CRAYON 別注
ゴブラントート・MARK 
レザーショルダー付
3WAYトート
¥35,000+TAX






=========================



バッグ工房サポネッタは、

自称、日本で一番小さなバッグのメーカー企画問屋です。



店舗でお買い上げ頂くお客様や

お店のショップスタッフの方、

バイヤーの皆さまに、

普段は絶対に見れないバッグの製作風景を

ご覧いただきたく綴っています。


地味で華がなく汚い生産サイドのバックヤードですが、

実際に製作している風景をご覧頂いて、


少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。


2016年8月30日火曜日

Lois CRAYON 別注バッグ バックグラウンドストーリー④ いよいよ本番 工房での作業

おはようございます。

バッグ工房サポネッタの南川です。


毎年恒例のLois CRAYONとサポネッタのコラボバッグ、

バックグラウンドをご紹介しています。


革パーツはコバを透明のお薬(バスコ)を塗ってお化粧します。

過去のコバ塗り記事はこちら


どんなに小さいパーツも全て手作業で。



乾くまで他のパーツと付かないように離して放置。

その時の気候で乾きが違います。

特に梅雨時はなかなか乾かないので

作業がストップしてしまいます。




長いショルダーも全て手作業で塗布していきます。

乾燥は接地面を少なくして。






玉縁の縫い付け作業

玉縁はR(アール)が強い方に縫い付けていきます。


















鋲付け作業

手打ちだと力の入り方にブレがあるので

サポネッタの商品は全て機械打ちに変更しました。

これでしっかりと打ち込む事が出来ます。






これらのパーツを縫い合わせます。





ずれないように丁寧に♪



口金を付ける作業を待っています。

圧巻です。




=========================



バッグ工房サポネッタは、

自称、日本で一番小さなバッグのメーカー企画問屋です。



店舗でお買い上げ頂くお客様や

お店のショップスタッフの方、

バイヤーの皆さまに、

普段は絶対に見れないバッグの製作風景を

ご覧いただきたく綴っています。


地味で華がなく汚い生産サイドのバックヤードですが、

実際に製作している風景をご覧頂いて、


少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。


2016年8月29日月曜日

Lois CRAYON 別注バッグ バックグラウンドストーリー③ ブランドタグ

おはようございます。

バッグ工房サポネッタの南川です。


毎年恒例のLois CRAYONとサポネッタのコラボバッグ、

バックグラウンドをご紹介しています。






別注商品を作るときに頂くブランドタグ。

洋服屋さんの場合はこの様な織ネームがほとんど。

洋服の首元に付いてるアレです。


ですがこの織ネーム、

ものすごく厄介なヤツなんです。



リボン状のタグをひとつずつ切って、

両サイドをアイロンで折り曲げます。








出来上がりのサイズの型紙を用意して、


それに合わせてアイロンでくせ付け

物が小さいだけに熱い!

やけど注意ね。



これを生産数全部やります。

職人さんはこの手の↓準備は絶対にやりません!

従って私がするしかないんですね・・・・。


一体いつになったら終わるんだよぉぉって愚痴りながら無事終了。

これも一緒に職人さんへ送ります。




こうして無事タグ付きました。



=========================



バッグ工房サポネッタは、

自称、日本で一番小さなバッグのメーカー企画問屋です。



店舗でお買い上げ頂くお客様や

お店のショップスタッフの方、

バイヤーの皆さまに、

普段は絶対に見れないバッグの製作風景を

ご覧いただきたく綴っています。


地味で華がなく汚い生産サイドのバックヤードですが、

実際に製作している風景をご覧頂いて、


少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。




2016年8月28日日曜日

Lois CRAYON 別注バッグ バックグラウンドストーリー② 素材の裁断

おはようございます。

バッグ工房サポネッタの南川です。




毎年恒例のLois CRAYONとサポネッタのコラボバッグ、

バックグラウンドをご紹介しています。




今回はいよいよバッグの生産スタートです。



バッグは洋服と違って

素材にある程度の厚みと伸び止めが必要になります。


弊社の場合はカツラギという生地を裏貼りして

厚みと伸び留めを兼用しています。










この生地を裁断屋さんへ持ち込んで裁断してもらいます。


素材を裁断屋さんへ持ち込んでいる時の風景はこちら





こちらのサクワークスさんは、

私達のような弱小メーカーの細かいオーダーにも嫌な顔せずに引き受けてくれる強い見方。




柄に方向がある為、

重ねて裁断できません。

一つ一つ丁寧に抜いて行きます。





ガッチャーン




はい、きれいに裁断できました♪




この材料を職人さんに送ります。

=========================



バッグ工房サポネッタは、

自称、日本で一番小さなバッグのメーカー企画問屋です。



店舗でお買い上げ頂くお客様や

お店のショップスタッフの方、

バイヤーの皆さまに、

普段は絶対に見れないバッグの製作風景を

ご覧いただきたく綴っています。


地味で華がなく汚い生産サイドのバックヤードですが、

実際に製作している風景をご覧頂いて、


少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。



2016年8月27日土曜日

Lois CRAYON 別注バッグ バックグランドストーリー① 素材提案からデザイン

こんにちは。

バッグ工房サポネッタの南川です。


サポネッタがスタートしてからずっとおつきあいのあるロイスクレヨンさん。

バイヤーのミーちゃんが「今回こんな素材を作りました~」と

ご機嫌で持ってきてくれました。





70年代ペイズリー柄を連想させるフラワーモチーフのクレヨンオリジナルのゴブラン生地。

ヴィンテージテイストのこの生地を見た時すぐに、

70年代ヒッピーテイストとか、トラベルバッグみたいなデザインに乗りそうだな~と。




「こんな感じはどう??」とざっくりラフを描き、

今季の別注バッグ製作スタートです。


なんじゃこりゃ?

ざっくりデザイン画は本当にざっくりでごめんなさい。


ちなみにこのいたずら書きが・・・・



この子になりました。

Lois CRAYON 別注
ゴブラントート・MARK 
レザーショルダー付
3WAYトート
¥35,000+TAX





=========================



バッグ工房サポネッタは、

自称、日本で一番小さなバッグのメーカー企画問屋です。



店舗でお買い上げ頂くお客様や

お店のショップスタッフの方、

バイヤーの皆さまに、

普段は絶対に見れないバッグの製作風景を

ご覧いただきたく綴っています。


地味で華がなく汚い生産サイドのバックヤードですが、

実際に製作している風景をご覧頂いて、

少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。




2016年8月26日金曜日

2016AW Lois CRAYON 展示会 サポネッタコラボ別注バッグお披露目♪

こんにちは。

バッグ工房サポネッタの南川です。

今シーズンもLois CRAYON とsaponettaのコラボバッグが登場します。




お店にきれいにディスプレイされている商品達。

この商品がどのように作られているか、

サポネッタはバッグメーカーとして、その生産側のバックグランドをご紹介します。



私達のような裏方も、

一生懸命作った商品がこんなにきれいにディスプレイされたり、

素敵なお客様が買って頂いてるのを見る機会ってあまりないんです。



裏方は地味であまり美しいものではありませんが、

それはそれで面白いと思いますので、

しばらくお付き合いくださいね。



8月10日、青山のギャラリーで

2016AW Lois CRAYON 展示会が開催。




東京は8月10日

その後大阪に移動します。



8月末から店頭に並ぶお洋服たち。

案内係はバイヤーのみーちゃんです。



会場入ってすぐに目に入ってくるポジションに

サポネッタコラボバッグが並んでいました。

今シーズンはこの3型。

詳細は下の方にご紹介しますね♪



「きれいに撮ってくださいよ」とみーちゃんがサンプルを手直し。

こういう商品に対する愛情が伝わる店づくりは

消費者&生産者にガッツリ伝わります。


1FはLois CRAYON




LIFE WITH FLOWERS は個人的に大好きなブランド。

新作は毎回楽しみにしていて、

店頭より早く商品を見れる展示会に呼んで頂けて光栄です。



私あまり写真上手じゃなく、商品の魅力がお伝えできないのが残念。

上手く伝えている方のブログを発見したのでこちらをどうぞ。



さてさて、


Lois CRAYON &サポネッタのコラボバッグはこちらの3型。



Lois CRAYON 別注
ゴブランボストン・LAPO 
レザーショルダー付Wファスナー
¥37,000+TAX





Lois CRAYON 別注
ゴブラントート・MARK 
レザーショルダー付
3WAYトート
¥35,000+TAX


ショルダーが付く部分は

バッグ口サイドとバッグの中間あたりの2箇所






Lois CRAYON 別注
ゴブラン パースバッグ・FILI
ガマ口バッグ
¥33,500+TAX




存在感のあるガマ口バッグ。

計算された厚みでスッキリ持てますが、

荷物もたっぷり入ります。



いかがですか?

これらを実際に製作しているレアなバッグヤードをお届けいたします。

どうぞお楽しみに♪



=========================



バッグ工房サポネッタは、

自称、日本で一番小さなバッグのメーカー企画問屋です。



店舗でお買い上げ頂くお客様や

お店のショップスタッフのみなさま、

バイヤーの皆さまに、

普段は絶対に見れないバッグの製作風景を

ご覧いただきたく綴っています。


地味で華がなく汚い生産サイドのバックヤードですが、

実際に製作している風景をご覧頂いて、



少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。